人財と企業様とのご縁結びを行う者として、嬉しいお話をご披露させてください。
K大学を9月に卒業されたTさん(男性)は陸上競技部の全国レベルの選手。 陸上に懸命になりすぎて、卒業が半年遅れた彼が相談に来られたのが10月下旬。お世話になった関西を基盤にしている会社で働きたいとのご希望に、姫路にご本社のありますN社様大阪支店営業職をご紹介。
書類選考一次面接とトントン拍子に進みましたが、二次面接選考結果の知らせが届かず、慌てた私が企業様に問い合わせた時のお話です。
「優秀な好青年で採用したいのですが、家賃補助など福利厚生面で万一不満に感じた彼が将来退社に至ると、折角のTさんの履歴に傷が付くのでためらっています」、とN社長。その言葉をそのまま当のご本人にお伝えすると、「私は待遇でN社を選んだのではありません。世の中に必要とされている立派な企業だから就職したいのです。」このご返事を聞いて思わず涙が溢れ、電話を切ったその手で企業様に報告、N社長も暫く絶句。このご縁結びが成就しました事は申し上げるまでもございません。
候補者様の履歴に傷が、と気遣われたN社様と待遇で選んだのではないと話されたTさんのご縁結び、このお仕事をしていてとっても幸せに感じたご報告でした。